オーヒラケンタロー

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46のオーヒラケンタローのレビュー・感想・評価

3.6
美しい彼女達と、それを彩る映像。そして語られる生々しい本音。

まず、この映画はファン以外が観ても全く面白くない。ただ、それがアイドルというモノだし。

近年、卒業ラッシュが続く乃木坂46。1作目とは違い、すでにスターになった彼女たちを卒業という切口で描くというのは新しい一つの成功例だと思う。彼女達を取り巻く変化の波と、それによって生じる戸惑いや彼女達自身の変化を切り取っている。

彼女達には、乃木坂46と言えばコレ!と言えるようないわゆる代表曲はない。
けれど、それこそが彼女たちの強さなのだと思う。他のアイドル達にある、グループの顔が居なくなろうともそれを支える一人ひとりの個人の強さが乃木坂46の強さだと思うし、まだしばらくはトップアイドルで居続けるのだろう。

乃木坂46というアイドルグループが現在、トップアイドルである理由、強さを垣間見た気がする。