Nari

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46のNariのレビュー・感想・評価

2.3
「全てはルートとゴールを前もって決めておかなかった結果です。」

まず長すぎるし作り方がそもそも下手、余計にだれた。何を撮影するかちゃんと決めなかった結果だろう。
監督自身がそれを意図してやったことなのだが、その結果が裏目に出てしまった。

一人一人にフォーカスを当てていて、少女からアイドルに、一般人から芸能人に、子から親に、親から子に、と言った部分を観ている側を置いてきぼりにせずに、丁寧に正直に観せていた「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」と比べると作品の出来としては雲泥の差だろう。

そして普段は見られない、ドキュメンタリー映画だからこその奥深くが見られた悲しみの忘れ方に比べ、今作はほとんどが良くてアルバムの特典映像のような感じ。
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