KARIN

夏、至るころのKARINのレビュー・感想・評価

夏、至るころ(2020年製作の映画)
3.8
ひっさびさに日本映画を映画館で観た気がする。(鬼滅をのぞいて!)

スクリーンの前にしっかり座ると、役者さんの息づかいやちょっとした相槌まで聞こえてくるし、風景がぐっと近くに感じる。映画館ってやっぱり格別だ。

池田エライザの出てる作品は観たことないけれど、すごく本を読んでて映画も観てる人なんだよ〜っていうのを聞いて、納得。映画への愛と、言葉への愛があふれていました。

主役陣のあの、一瞬一瞬を生きてる演技が最高だった!
高良健吾さんのやさしい先生スマイルに心がふにゃ〜ってなったり、台詞が少ないのにおじいちゃんの人生がすべて見えた気がしたり…と、脇を固める豪華な俳優陣にもあたたかいまなざしを届けてもらって、元気づけられて家まで帰りました。

あと崎山蒼志くんの劇中歌、主題歌がキラキラ光ってた…映画に完璧に馴染んで魔法みたいになってる。

すっぱくてキューってなる、まさにパプリカのピクルスそのものって感じる映画でした。
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