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ルクス・エテルナ 永遠の光のjunのレビュー・感想・評価

5.0
“てんかん発作の直前には、一瞬、恍惚の時が訪れる”
“我々映画人には、映画を商品から芸術に高める責任がある”
冒頭に出てくるドフトエフスキーとカールドライヤーの言葉を映像で表現していた。

絶え間なく加速する人間達のカオス。
極限のタイミングで始まる過激な光の点滅が、それまでのカオスすべてを覆い尽くしていく様は圧巻。
終始不穏でいて恍惚感のある映像がギャスパーノエという感じ。冒頭の通り、映画を芸術作品として昇華する役目を果たせているのでは。
身体には悪いです。
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