ユーリカ

ミッドウェイのユーリカのレビュー・感想・評価

ミッドウェイ(2019年製作の映画)
3.2
前売り券の販売サイトでこの作品の存在を知った。飛行機が出てくるハリウッド映画が好きなので(おまけのピンバッジが欲しかったのもある)、買いものかごに本作のムビチケカードも追加することにした。

日米の海戦が舞台であり、日本人が日本語を話すシーンがそこそこある。目玉の俳優として豊川悦司や浅野忠信もキャスティングされている。しかし作品を見続けるにつれて、妙な違和感が気になって仕方なかった。

それは音声で、なぜか日本語のセリフだけが非常に聞き取りづらいのだ。アメリカ人の英語のセリフは非常にクリアで聞き取りやすい。だが、日本人が日本語を話す映画のシーンは、どうやらセリフとしてきちんと録音・ミキシングされていないようだった。

映画のエンドロールを見ていると、エグゼクティブプロデューサーとして中国人らしき名前が複数並ぶ。本作が米中合作映画であり、恐らく主な視聴者はアメリカ人(そして中国人)であるために疎かになってしまったのかと邪推する。意味仕方のないことかもしれないが……戦闘シーンの迫力やバンケットホールでの挿入歌など、見どころも沢山あったためにもったいないなぁと思ってしまう。

今まで映画館でこのような経験をしたことがなかったため、ある意味良い機会になった。
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