日曜日の映画の日、Twitterで盛り上がってる『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』を単独鑑賞。ミリオタ人生を歩んだことはないが、戦車戦において圧倒的な戦力差がある状況化で、敵とどう戦うかという戦術と志気の在り方を、これでもかと痛快に見せてくれる、機甲戦アクションエンターテイメントがフレッシュ、売り文句は“全露No.1メガヒット”。
圧倒的なリーダーシップを張っているキャプテンが、職人技で敵の戦車に標準を合わせたとともに弾を撃ち、その弾が砲塔から放たれ、そこからどういう軌道を通って敵戦車のどの箇所へどのように着弾するのかをきっちり描ききる。
戦闘シーンでは、その描写が何度も繰り返されるが、その一連の流れの描き方がポスター曰わくの“新次元エンタメ”要素が色濃いところなんだろう。確かに初体験の画面を観ている感じが秀逸でまったく飽きさせない。
上映後、劇場の端々でミリオタ仲間同士で観に来たような人たちがああだこうだと熱く議論している風景まで含めて、かなり楽しめた作品だった。
