ノットステア

正装戦士スーツレンジャーのノットステアのレビュー・感想・評価

正装戦士スーツレンジャー(2018年製作の映画)
3.5
○きっかけ
集英社のある記事を読んだ(以下URL参照)。んで、気になって「逆面接」という作品を観た。映画(ショートフィルム)ではなく動画という扱いなのかな。とう違うかよくわからんけど。Filmarksにはなかった。
https://shueisha.online/articles/-/250219

そこで上田慎一郎作品を何か観てみるか、という気持ちになった。
YouTubeの「SUIT SQUARE」のチャンネルにあるショートフィルム。当時のスーツカンパニーが製作した作品だからこのチャンネルにあるのね。



○感想
「逆面接」とは異なる形で、働くということについて考えさせられる作品だった。

「逆面接」は、雇用側が労働者候補に対してウチで働いてくれませんか?(敬語必須)と面接してもらう作品。現代を皮肉るような作品。こういう作品は、まぁあんまり好きじゃないんだけど。

『正装戦士スーツレンジャー』は働いても報われないと感じることについて、なんのために働くのかについて、働くことをポジティブに捉えている作品。

以下、あらすじ














○あらすじ
カメレオールによってら働く人々のスマホの連絡先が使えなくなる。
スーツレンジャー集合。
緑の女性ヒーローは家でアニメを観ようと思っていたときに悪者が現れたことで怒り心頭。怒ってるけど変身ポーズはみんなで合わせる。

カメレオールは「どれだけ懸命に働いても報われない。それが社会だ」と、ヒーローたちに言われたくない言葉を言われる幻覚を見せる。

レッドオーダー「おれたちは一体、なんのために働いているんだぁぁぁ」

働く理由を思い出す。
頼ってくれるクライアントのため。笑ってくれるお客さんのため。信じてくれる家族のため。幸せを願う誰かのため。
何かを守るため。誰かを幸せにするため。

正装戦士スーツレンジャー全員でネクタイ型の剣を持って一振り。大爆発とともに敵を倒す。