このレビューはネタバレを含みます
100分余す所なく楽しく見れた!
ミュージカル映画っていうかメインがほぼライブシーン(?)なので、結果的にミュージカル映画に。普段の会話は普通なので特に違和感なく、フェスに行った気分で楽しめました。
森山未來って歌も上手いんだ。
ラストの犬王の舞うシーンが本当に綺麗で、あ、友魚がいなくても友魚と築き上げた舞いをやめたくなかったんだな、ということを認識した。それでもやっぱり友魚だけ友有を捨てず、散ってしまったのがちょっと納得いかず-1点。
それ以外は、父との確執とか2人の関係性の築き方とかフェス場面と上手く切り替えながら100分に落とし込んでて飽きることなく見れたので面白かったです。
絵に関しては、本当に松本大洋のキャラデザと湯浅政明監督の作る動きがマッチしてて素晴らしかった。湯浅政明監督って本当に動きのあるアニメーションがうまい。抜きが上手いから決して滑らかではないけれど、そこが良い。
余談だけど、アニメ平家物語といい大河の鎌倉殿といい、今年は南北朝時代あたりの話がとても多いのはなぜ?600年記念?