映像・音楽のライブシーンが凄い。アヴちゃんの才能を全身で感じました。
個人的には、古典楽器で演奏しているはずなのに聞こえるエレキやベースの音、この時代にはまだいないはずのクイーンなどの偉大なミュージシャンのバイブスが感じられたのがどうしても気になってしまいました。反抗や誇大表現なのは分かるけど背面弾きやブレイクダンスを入れる必要もあったのかなーと。
あとは割とすぐロックバンドになってしまってライブが始まったので、物語や人物、痛みに感情移入する隙が少なかった。察することは出来るけど、多少のプロセスは観たい…。
それでも！！
魂を込められて制作された作品は心に残るものがあり、不思議ともう一度鑑賞したくなる。ラストも好き。
この作品が好きな人は何回でも観たくなると思う。アヴちゃんが本当に良かった！
“全てはつくりもの”なんだから細かい事は気にしちゃいけないよね！
音と映像が格好良いので、劇場で全身で体感する価値がある作品です(歌詞付き字幕版がおすすめ)
ピンポイントですが松重豊さんの山口弁がとても自然で、地元の方言を喋る友魚とお父さんに親近感が湧きました✨基本、山口ってマイナーだから何かと出てくると嬉しい。笑
