犬映画が続いたので、ここらで犬王の忘れ物レビュー…✍️
室町時代を舞台に異形の能楽師・犬王と平家物語を紡いだ湯浅政明監督の歴史絵巻ロックミュージカル🎸⚡️🎶
これは観る前から期待値が高かったけど、それを超えて最高だった🥹✨
なんかよく分からないけど泣いた〜😭
琴線に触れる…どころかど真ん中直撃でした🥺
これは今年のベスト10に入るやつ👑
松本大洋のキャラデザに湯浅監督のイマジネーション溢れる映像表現✨
テンションだだ上がりな音楽シーン🤩🎶
プロジェクションマッピング（アナログでやる凄さ！）や仕掛けのある演出、観客を巻き込んだ白熱のロックパフォーマンス🔥🎸
現代のライブさながらのステージング！
それをアニメで映像化するというアイディアが凄い👏✨
むしろアニメだからこそ出来た縦横無尽な表現なのか✨✨
そして何と言っても犬王のアヴちゃんに、友魚の森山未來のキャスティングが最高😍
もうこのキャスティング無くしては成り立たなかったと思うくらいハマり過ぎな2人🥹
この2人はしかも、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』繋がりですね💖
そんなところもテンションが上がる所以✨
(森山未來→2012年のヘドウィグ役❣️
アヴちゃん→2019年のイツァーク役❣️こっちは観た😍
この2人でのヘドウィグ観たい🥹💕やったらいいのに…)
芸を極め、呪いを解き、一つ身体が変化していく犬王の姿✨
舞台は生物で、その瞬間瞬間は無二のもの。
犬王の身体の変化により、一度終えたステージは二度とは再現出来ないってところも、刹那的な輝きがあってすごくそんなところも象徴的に感じたなあ✨
呪いを解き、少しずつ人としての形を成していく犬王。
呪いが解かれることで自由を手に入れたように思えたけど、人として権力からの制約を受けることになる。
よっぽど異形の身体の方が自由で溌剌としていたように思える。
命か信念か。
2人が出会ったあの瞬間がどれだけ尊く、幸せな瞬間だったかを思うと胸がいっぱいになる😭
