フンボルトペンギン12号

犬王のフンボルトペンギン12号のレビュー・感想・評価

犬王(2021年製作の映画)
4.0
室町時代にロックバンドがいたらみたいな話
犬王は奇形児かと思いきやそのまんまどろろの百鬼丸

話の方向はバンド成り上がりもの。そこに時代背景を考証しつつ、できなくなはない(かも?)というラインまで持っていっいるのが面白い。
舞台のからくりを少し見せてくれるので、できるかどうかはともかく説得力がある。

『ここはグリーン・ウッド』のカリオストロの城を想起させる、鯨の背に乗り波乗りする演出が良かった。

劇場で観たほうが絶対良かっただろうなという印象