ミュージカル映画ぐらい、歌のカットが多いため正直中間部分の主人公の歌部分は途中飽きた。
でも、話の内容はとても面白いし、アニメーションのクオリティもすごく高いなと感じました。
観阿弥・世阿弥という名前だけはテストで覚えたわという層がほとんどだと思うので、歴史上実在したけれど、教科書には一度も出てことないマイナー歴史人物:犬王を取り上げるのはとても良いことかなと感じました。
能という日本古来のエンターテイメントをここまでわかりやすく落とし込んだのもいいです。
そして私たちが知ってる歴史は勝者から見た価値観を押し付けられてるということも、この作品を見れば感じられる。
できれば見る前に、平家物語とそれにまつわる人たちの歴史をある程度知っておくと見やすいかもしれない。