ウィル・スミス演じるテニス経験のない父親が、二人の娘を世界最強のテニスプレイヤーに育てようとする話。実話。
テニスのルールなんて全然分からないし、モデルになった人たちも全く知らなかったけど、そんな人でもしっかり楽しめる。
スポ根映画としても、家族ドラマとしても、黒人映画としても、クオリティが高く、ウィル・スミスがアカデミー賞本命と言われているのも頷ける。
ただ主役はアスリートの娘たちではなく、あくまで指導者の父親。スポーツによるカタルシスが全然得られず、サクセスストーリーとしての魅力があまり感じられなかった。