治安が悪いと有名なロサンゼルス州コンプトン地区に住むリチャード・ウィリアムスは、５人の娘を持つアフリカ系アメリカ人。彼には、プランがあった。末の娘ふたりをウィンブルドンのチャンピオンに育てること。ただし、リチャードにはテニスの経験もお金も後ろ盾もない。彼にあるのは、ただ信念と家族と信仰だけ。彼のプランはあまりにも独創的で周囲からは理解されず、非難されることすらあった。リチャードは天才なのか、それともただの自信家なのか。
女子テニスの世界の頂点で活躍し続けたビーナス・ウィリアムスとセレーナ・ウィリアムス姉妹の実話を基にした映画。
ルイジアナ出身の移民リチャードが、娘たちを「守る」ことを考えたドリームプランを成し遂げるサクセスストーリー。頑固で気難しい彼を支えた妻オラシーンも並ではないと思った。
