Goach

生きるのGoachのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.2
何もしないことが仕事の、市役所に勤める定年間近の真面目すぎる男性。
突然の余命宣告、最期の半年を描いた作品。

会社を休んだり、散財したり、余生を充実させようとするが、どこか違う。

ひょんなことから気付いた、
「新しいものを生み出すことにこそ、生きる意味を見出せる」という真理。

生きている人は少ない、という皮肉と対比したラストシーンは、間違いなく映画史に残る。
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