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「生きる」に投稿された感想・評価

ても

てもの感想・評価

4.2
前半私の好きが詰まってる。
Happy Birthday To You.
ユーキ

ユーキの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

役所の事なかれ主義や縄張り意識の中でゾンビのように毎日をやり過ごしてきた男。

余命宣告をきっかけに生きる意味を見つめ直し若い頃の熱意を蘇らせ、最後に市民のための仕事で一花咲かせる話。

「生きる」とは、ただ心臓を動かし呼吸している事ではなく、目的を持ちそのために行動する事であると今作品で学んだ。

映画の序盤は陰気過ぎて観ているのが嫌になったが、徐々に志村喬の表情や演技に心を掴まれた。

また部下の女の子にもエネルギーに溢れ活力があり、渡邊課長が感化されるのにも説得力を感じた。

ハッピーバースデーが歌われるシーンで、渡邊課長は再度生まれる事が出来たのだろう。

役所の官僚主義形式主義は、時代が変わっても、また民間の大企業でも共通しており、なかなか変わらない。

公園を作った名誉は助役に奪われてしまったけれど、住民からは慕われていたという描写が良かった。

劇中、そこかしこでモクモクと煙草の煙が途絶えず、この時代に生まれなくて本当によかった。

また、古い作品であるためセリフが聞き取りにくく、字幕が欲しかった。

このレビューはネタバレを含みます

大学生時代に見て感動して、20年以上経って癌に罹患して見てもっと感動してしまった。

これが70年も前の映画なんて。
本当にこれは不朽の名作やと思う。

時代は戦後だし地域コミュニティとかもあったり和式の家とか懐かしいなぁと思ってしまった。

流石に今とは時代背景は違うけど、これをリメイクしたりするする人がいないのが不思議なくらいの名作。

癌に罹患した事を感づいた主人公志村喬がキャバレーで小説家と遊びまわったり、その覚えた遊びを部下の若い子としたりというのが前半。

そして後半の主人公の行動は主人公が亡くなった後のお葬式で周りにいた人達によって客観的に語られる。

前半のお遊びも「生きる」って事やし後半のお仕事も「生きる」って事やね。

部下の若い女の子がこの上なく良い笑顔を作ってくれる。生きるっていう事の本質を志村喬はこの女の子にみるんやけど、いつの時代も若い女の子は生きるって言うことの本質を知っている気がする。

自分が死ぬ時に問われるのは自分がどんな地位にいたかではなく、何を得たかではなく「何を残したか」ではないでしょうか。 

裏テーマとしてお役所仕事の痛烈な批判というのがあると思うんだけど70年たった今ですらリアルに思えるこの不思議。

前半部分で出てきた小説家や部下の若い娘が後半のお葬式に出てこないのも良いなぁ。

細かーい所の見せ方も抜群だよな。
ynyn

ynynの感想・評価

5.0
途中まで普通のドラマ内容だったのに、最後にどんどん加速していって完全にやられた…
もはや正義のヒーロー
仁

仁の感想・評価

3.7
初めて黒澤明を観た。まず始めに抱いた感想が、時代的に仕方ないけど音声が聞き取りづらい。本当に何言ってるか分からない。観終わってメニュー画面見たら日本語字幕選択あって新喜劇ばりにズッコケた。

でも何言ってんのか分からないなりにも「活力」への渇望は伝わってきた。ただの生命の継続、という意味の「生きる」は死に等しいんですね。

そして1時間半くらい経って主人公がようやく活路を見出してからの急展開で目が覚めた。
この構成は凡人には思いつかない。いや、今でこそ有り得るかもしれないけど相当に画期的だったことは分かる。

なるほど黒澤明、やっぱりすげぇ。すげぇけど次から日本語字幕オンにして観よ。
もちろん名作。今この映画も一つのモチーフにして小説書いてます。目指しているのは、キャプラの素晴らしきや人生との融合体です汗💦
Yuta

Yutaの感想・評価

4.3
近くで見ていると悲劇だけど引いてみれば喜劇になるさまをカメラの寄りと引きで表現しているような気がした。

強力な映画だ
た

たの感想・評価

4.5
ぴえんからのぱおん
一人の男の人生から、社会や組織のあり方、仕事とは、人生何をするのか、何を残すのか、全てを多重的に見せていくのは、感動する。
える

えるの感想・評価

3.1
初鑑賞

もう70年近く経ちましたが、社会は変わったのか?
3日経つと志しなんて忘れちまうからなぁ。

戦後の夜の街界隈のシーン、リアルなんでしょうけどとんでもない活気。

今にも刀を抜きそうなヤクザの迫力にびびる。

シリアスの中に散りばめるコミカルさが◎


3日経つと志しなんて忘れちゃうから、
今日も映画を観ます。
Arata

Arataの感想・評価

4.4
死と生の結びつきを強く感じさせるドラマだった。人間という生き物は怠惰にできていてつい生きてることに惰性になっていってしまう。皮肉なもので死を意識した人間だけが本当の意味での「生」を実感できるのだ!

死と生の間から生還した北野武やスティーブ・ジョブズのそれ以後の功績をみるに、「生」の実感が人間に与える影響は多大なものだといえよう。渡辺さん然り。
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