過去鑑賞記録。
長年マジメに働いてきた市役所勤めの志村喬が胃癌になって市民の為にこれからの人生を公園づくりに捧げる黒澤映画。
これは二十代の頃に観て考えさせられた。人間いつ病に侵されてぽっくり逝く…
主人公の生前を描く前半と死後を描く後半。
この構成は凄いよね。
だから単なる難病ものにならない。
感動の押し付けなどしない。
生きるとは何なのかを考えさせられる。
生命短し、恋せよ乙女♪
雪の…
『そんな暇はない』
男は職場で暇を潰していた。することといえばその席を守ることくらいだ。
胃癌の診断を受けた渡辺は絶望と悲しみに暮れた。家に帰り、妻が若くして死んでからの息子との思い出を振り返…
昭和27年製作で時代背景が見れて興味深い
中折れ帽、きちんとしたスーツ、重そうなコート、職場でのタバコ、背後に積みあがった書類
舗装されてない道、キャバレー、洋楽でのダンスホール、未決裁の印鑑待ち書…
本当に、志村さんの名演技につきます。
なんか、胸が締めつけられる思いがしましたよ。
ここでっ!?ってところで、渡辺さんが死にます。
そこから、どうなるどうなる?って感じで、
ドキドキハラハラしなが…
自らの使命を自覚した瞬間、人は『生きる』のだという黒澤監督の人生観が現れた作品。
死期を悟った人が自分の余生を犠牲にして執念で最後の仕事をやり遂げる姿は涙が溢れてくる。
暴力団に絡まれて命が惜しく…
「わしにも何かできる。わしにも何か…」
胃がんになった市役所の市民課の課長が自分の人生の空虚さに絶望し、死に対してどう向き合えばいいか苦悩するものの、市役所を辞めた若い女性との会話を通じて改めて…
プロット(特にオチ)やカットは現代の映画と言われても遜色ない程に素晴らしくて驚いた。
更に戦後たった7年後の映画として見た時に、生活文化の記録としても素晴らしいと思います。(ハッピーバースデーの歌を…
文化財としての価値と後世への影響の大きさを考えると文句なしの⭐︎5の名作。カットの一つ一つが素晴らしくて戦後たった7年でできた作品とは信じがたいクオリティ。流石に音声は聞き取り辛いのでリメイク版『L…
>>続きを読む構成が面白い!命の輝かせ方がイイ!
自分よし世間よしの生き方ステキ
死ぬまでにしたい事リストつくる話が多いし、私もまず自分のやりたい事を優先すると思う
それが周りに影響を与える事もあるだろうけど、社…