レッドアップル

生きるのレッドアップルのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.2
個人的には、上司全員にあだ名つけて辞めていく彼女の姿勢を見習いたい。ウサギのおもちゃを作る工場のライン作業の創造性に対する視線が優しい。そこにいる生活者は確かに本物なわけだし。

「あの人のあの熱意が通じなかったら世の中は闇ですよ」「闇だよ」
この会話のリアリティに笑ってしまった。
現代にもああやって薄っぺらな冷笑をかます奴はいるし昔より増えてる。
でも理想は人を生かすから、まじでやるしかないんだよ。