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生きるのoyuのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.0
“明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるかのように学べ”
今でこそブルシットジョブやメメントモリ、そのほかたくさんの人生の時間を大事にできない人間に平手を食らわす概念はそこらじゅうにあるけど、かといって人類がみな日々を涙ぐむほど大切にしながら生きられているわけではない
その「今」よりもずっと昔の50年代、いったい何を見てこんな映画が撮れたんだろうか

すっかり目が覚めた彼のBGMで静かに流れるハッピーバースデーがよかった
そしてあの、なんとも言えない表情でブランコに腰掛ける彼のポスターのシーン、あそこを切り取るセンスと優しさ!
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