はさみのり

生きるのはさみのりのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
3.7
1952年のモノクロ作品🎥
いや〜、これは凄い🌟
こんなに古い作品でも、
テーマや社会性、人間関係など、
何一つ古臭く無い、現代にも通じる話。
やぱ黒澤明って凄い🌟てなるわ👍

まぁ昔だから煙草🚬💦
皆んなが吸うから煙が室内で凄かったり、
現代と感覚が違うのは仕方ないけど、
役所の廊下(屋内)で煙草を床に捨てて
足で揉み消して終わり、ってのが
普通にあって衝撃だった😵
昔は飛行機や電車でもOKだったもんね〜💦
そこだけは今振り返ると嫌だなぁ、て思う。

そんな事より
とにかく志村喬さんが凄くいい🌟🥇
役所で腑抜けの様な存在から
余命を受けた後、"自分に何が出来るか"
"どう生きていたいか"を考える。

当時は不治の病、とされた病気も、
現代は医療が進み、寿命も延びた。
結果的に高齢化社会となった今だからこそ、
"どう生きていきたいか"
"余生をどう過ごしたいか"を大事にしたい。

そして作品、
ストーリーのシーン展開、
現在と過去を交錯させる表現も良いし、
頭の固い人達が何を言い出すのかも面白い。
人間のする事って、
本当昔も今も変わらないんだな、と思う。
特に舞台が役所なので
縦割り行政のゴニョゴニョ...なんかが
今も昔と変わり無く進歩してないな、と😓

ブランコのシーンも秀逸✨
いや、今のご時世、
公園で男性が1人ポツンと
ブランコ乗って歌ってたりしたら
通報案件かと思うので注意⚠️注意⚠️😅
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