ハナ

生きるのハナのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
5.0
死を目前にして、ようやく生き始める不器用な男の話。この作品が永遠に評され世界で愛されるのは、時代も国も関係なく人間として「生きる」事を教えてくれるからだと思う。懸命に生きることを追求していく渡邊さんの姿に、勇気に、優しさに、そして弱々しくも美しいあの目に、私は愛おしさを感じた。この作品に出会えたことに感謝です。志村さんの表情ひとつひとつが本当に素晴らしかった。ストーリーも素晴らしかったし、映像の構図、カメラワークにも斬新さと美しさを感じた。いや、本当に素晴らしかった。古臭さを全く感じさせない映像美だった。生きててよかった
ハナ

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