ことのは

生きるのことのはのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
3.5
【生の歓喜へのあこがれ あゝ私はまだ少ししか生きていない!】

役所の市民課に勤める堅物の課長が癌で余命半年と知り、自分の人生を見つめ直すお話。

ビル・ナイの『生きる LIVING』
https://filmarks.com/movies/100672/reviews/174799247
を観て、観たことなかった黒澤明監督作を図書館で借りてきて鑑賞。

先に観た『生きる LIVING』がリメイクなんだから当たり前なんだけど、そこまで忠実に再現したのかと驚くくらい、ディテールまで再現されていたんだなと。

主演の志村喬さんのどこか抜けたようなキャラクターが良くて、1952年の映画だから半世紀以上前の映画なのに、色褪せることなく『生きる』ドラマを楽しむことが出来た。
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