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生きるのFilmNerdのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.1
若い時にみても響かないかも。
この時代は、胃がんと医者に宣告されたらもう死ぬようなものだった。
今も、まだ癌は年齢や発見した時初期か末期でもちがうし。

見たその人が今どう生きているか、どう生きたいかでこの映画の感じかたがすごく違うと思う。

明日が最後だと思って一生懸命今を生きれるひとはなかなかいない。
生命力がある人は、欲が沢山あるしできるだけ悔いなく生きたいと思うかも。
宣告されて、初めて生について深く考える人もいるかもしれないし、幸せがわからず死ぬ人もいる。
人生について色々考えさせられる映画。
少なくともそう思わせてくれる志村喬の演技力。
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