三上新吾

生きるの三上新吾のレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
3.9
テーマ性とエンターテイメント性がしっかり共存してる。
ログラインが明確でゴールを掴みやすい(エンターテイメント性に一助)。
構成も考えられている。直線的な時系列ではこう惹きつけられない。
自分の人生を生きていなかった人々の代表としての人格・渡辺寛治の人物造形が見事だった。
何もしないことが仕事、という風刺は未だに色褪せていないと感じる。
三上新吾

三上新吾