あか

生きるのあかのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
3.9
極論かもしれないが、日本の企業では、優秀で建設的な発言をする人よりも、上からの命令に反発することなく頷いているような人の方が出世しやすいことはありますよね。
そういう組織あるあるな風刺が面白かった。

現代で言えば、池井戸潤が企業風刺をしまくってるけど、日本ならではの普遍的価値観として、組織や企業の風刺はいつ見ても面白いんだろね。

50年代の黒澤明は脚本がすごく面白いと思う。
ただ、オーディオがすごく悪くて、途中何言ってるかわかんないセリフがわりとあった。特に通夜の席シーン

志村喬の表情が変態だったの笑ったw
若いねーちゃんと遊んでるシーンやばい。こんな上司こえーよw 今なら即アウトですね
あか

あか