Takk

生きるのTakkのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.1
観たあとに『複眼の思考』を読んで2度楽しめた

「明日死ぬとしたら」系の作品・言説をすぐ思い出してしまった自分の貧しい想像力を恨むが、「死んだあとに回想するなら美談ぽくならないから良いだろう」という橋本忍の見込みは確かにその通りで、ちゃんと死ぬからこそ生きた痕跡が強く印象付けられるなと思った
そこは自己啓発との違いかな

あとここぞというときに歌う演出(ゴンドラの唄というらしい)が一番よかったかな
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