このレビューはネタバレを含みます
大人向け
こちとら26年人間やってきて沁みる内容
普遍的なテーマである「どう生きるか」を、超一流のアニメーションをユニークな舞台設定で描く
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ディズニーピクサーといえば舞台に対する設定の描き方が最高に上手で、「インサイド・ヘッド」であればなるほどと思わせる心理世界を、「シュガー・ラッシュ:オンライン」であればインターネット広告の描き方やWebサイトが文字どおり 一帯としてあったりと描いていた。
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それらに比べるとソウルフル・ワールドの魂世界は「うーん、そういうものか、、、?」という感想だった。
人につじつまの合う解説してもらっても、なかなか腑に落ちない感じ。
例えば、魂としては言語能力が成熟していて大人の身体に入ると会話できるけど、普通は赤ちゃんの身体に入るので会話できない。
思う赤ちゃんより22号のほうが成熟してるけど、あれは地上に行く準備が出来てないから特別か
猫と人間が会話できるのは魂が人間同士だからとか
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魂世界 × ジャズミュージックが表層的な要素だけど、中盤のあこがれの演奏シーンは物語的な不安も伴って、いまいち入ってこない(それが狙い)
逆に、一流ミュージシャンに実力を見せるシーンや最後に「気づく」シーンの演奏アニメーションは最高
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最後、22号と出会わないのはいやらしくなくて良い