ミエ

ソウルフル・ワールドのミエのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
3.0
生きる意味。価値を考えせられる映画だった。
最初は音楽が好きって言う、ただそれだけの思いだったんだろうけど、だんだん音楽教師では物足りなくなってしまって、ジャズのライブに出たい!出れないと生きている意味がないとなってしまった。
よくある話しだと思うけど、そんな時に、地上に降りる魂たちに出会い、本当の生きる意味を学んでいく。
ガードナーの生き方が間違っている訳ではないんやけど、知らず知らずのうちに初心を忘れていってしまう。
22番が初めてピザを食べ、髪を切ってもらい、飴をもらって、音楽を聴いて、地下鉄に乗って、風を感じて。そこで感じた『美味しい、楽しい、うれしい、怖い、キレイ、気持ちいい』全身を使って生きているって言う事を感じ、魂ではなく生きたいって思えた事が、ガードナーに初心を思い出させた。
毎日をダラダラ過ごしている自分がもったいなく感じた。子どもたちは毎日楽しそうだったり、嫌そうだったり、怒ったり喜んだり、喜怒哀楽が激しいけど、それだけ日常から刺激を受けているって事なんかな。
毎日楽しまないと損だね。
ミエ

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