舞い落ちるMaple seedの形を見て感動を覚える純粋さが愛おしい一作。
人生に目的があり、チャンスを掴み叶った途端、そこに思った程の感激が無かったものの例え話をD.ウィリアムズが魚に例える件など、人生の後半というものを見つめる甘く優しく切ないストーリー。
トロンボーンのコニーとの邂逅がもっと詳細に語られたなら、より深い話になったかもしれないとか、地上に誕生したその後の二十二番と教室で師弟になったりとかして欲しかったとか、Sign spinnerのMoonwindの前職が知りたいとか色々観たかったシーンが思いつく程、劇中楽曲も素晴らしく、ここ最近のPIXARではダントツで気に入った作品だ。
でもあのSerapy Cat、どうやって生き返った?