昔、たまむすびで町山さんが紹介していた時から気になっていたものの、ディズプラだし観られないなぁ…と早数年、ついに劇場公開ということで、ありがたいことにfilmarks試写会で見させていただきました。
▽全体感想
・終わりにかけて涙が止まらなかった…
ちょっとこんな良作だったとは…
・主人公ジョーが中年のおじさんなので、一件ピクサーとしては地味っぽいけど、これは大人が見るべきアニメ。
▽あらすじ
・生きたいのに死んじゃった人間のジョーと
生きなきゃいけないのに生きたくないソウル22番のドタバタコメディ。
・生前の世界にいるソウルが人間に生まれるにはきらめき(ときめき)を見つけないといけない
▽感想
・夢を持つことが素晴らしいっていう生き方が評価される現代社会で、何かに没頭するような趣味や生き様、使命にときめきを感じなくても、肌に感じるそよ風やひらひらと落ちる葉、太陽のきらめきを美しいと感じ、ただ思うままに生きることそのものが素晴らしいという本当に優しいアニメでした。
・最後のジョーのセリフが刺さった。
「きらめきは生きる意味じゃない
最後の枠は生きる準備ができたら、うまるんだ」
・キャラデザ、かわいすぎる
ちょっと出っ歯でこにくたらしい、飲み物のQooみたいなフォルムな22番、長茄子フェイスにメガネ帽子なジョー
・ジャズピアニストを目指すジョーということで、音楽も素晴らしかった。ポロポロと一人部屋で奏でるジョーの音楽が良過ぎて号泣
・まじでテリーみたいな人いるなって思った笑
▽その他
今回、試写会の会場がウォルトディズニースタジオの試写室…!
楽しみすぎる!!と思ったのに、迷いに迷って上映30秒前に会場に着くという有り様で申し訳なさと、もう少し会場を味わいたかった…という後悔を添えて…