バカバカしくて良かった！
建設会社のWEB連載企画としてマジンガーＺの格納庫を実際に設計するプロジェクトに取り組むファンタジー営業部の話。
冒頭のいかにもマンガチックな描き方にちょっと地雷臭が漂ったけど、最初乗り気でなかったメンバーが一人ずつ陥落していく胸熱展開にだんだん引き込まれたね。
無意味に見えることに必死に取り組むことで一歩前進するみたいな感動要素も盛り込まれてたし。
取り組みのきっかけがファンタジー世界との通信機を通して格納庫建設の見積もり依頼が来たからっていう説明があり、それが否定されないまま話が進むので、本作のフィクションラインはいったいどうなってるの？ってちょっと混乱した。
でもこの設定が終盤でめちゃくちゃ効いてくるのが上手かったなー。
掘削現場やダムの見学シーンは職業紹介モノみたいだったね。
役者の演技がみんな「翔んで埼玉」ばりの大芝居の中で、岸井ゆきのの自然さが光ってた。
