間違いなく面白い展開になるはずなのに、
いまいち跳ねない感じで終始してしまったのは何故なのだろうか
プロフェッショナルのお仕事が凄すぎてカッコいい的な展開を過剰に想像していました
本作は有識者にヒアリングしてそれをプレゼン資料に落とし込む的な
ワークショップ的な展開で終始してる感じ
ガチな見積もりを見せて欲しかった
材料費、運搬費、人件費、などなど、
詳細な内訳全部知りたいんだよ
見積もり結果をCGで上手く表現する事も出来ただろうに、
どこまで細かい工数算出してんだよ!ってニヤニヤさせてほしかった
本当にカッコいいお仕事ものって、
有識者同士がディスカションの末に、すごく高みに辿り着いちゃうような
こだわりをこだわりでブラッシュアップしていく感覚
ある意味、細かすぎて伝わらないぐらいの突き抜けたものでは無かろうか
娯楽作品として万人がイメージしやすい言葉や表現で終始するのはある意味仕方ないのだろうが…
一般人を置いてけぼりにするぐらいに徹底的に突き詰めてしまうノリがほしかった
個人的にはシン・ゴジラのように実現性の検討のため各分野の凄い人たちが
積み重ねるように完成に近づけていく展開を想像していた
リアルな見積もりというよりは、見積もりごっこといった印象で拍子抜けしてしまった
少しクドいコメディ的なやり取りは英勉監督のクセなのだろうか、個人的には好きくない