紅蓮亭血飛沫

ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれないの紅蓮亭血飛沫のネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

前作に比べるとブロリーの強大さ、恐ろしさがかなり薄れてしまっているのが残念。
前作が他劇場版よりも尺が長いというのもありますが、前作はブロリーの強さ・恐ろしさを象徴する印象的なシーンがたくさんあった(じっくり時間をかけて溜め込んだかめはめ波を至近距離で食らわせたのにノーダメ、悟空を赤子を捻るかのように掴み上げる、Z戦士5人がかりでも全く敵わない等)のもあり、尚更本作での物足りなさに拍車をかけてしまっているように感じました。
序盤での悟天、トランクス、ビーデルトリオのあれこれをバッサリカットしてでも、ブロリーの強さを証明する描写に力を注いで欲しかった…。

気弾を弾き飛ばす悟飯、悟飯の顔を掴んで地面に叩き付けるブロリー、羽交い絞めにした状態で後ろから膝蹴りを浴びせるシーン等、面白いシーンもちらほらありましたが、やはりブロリーと言えば他者を凌駕する絶対的な力の誇示にありますので、その醍醐味を本作はそこまで描けていなかった、それが残念でした。