白人警官が多い中で黒人警官。女性警官で新人で地元出身。地元出身で市民寄りなため警察でも浮いた存在という設定が面白いです。
彼女の正義感と言うことを聞かない、負けん気の強さが物語のポイントになっていました。
ブルーとは警官を表す隠語、もしくは警察官のシャツの色の事らしい。「NYPDブルー」とかありましたね。
終始にハードな展開で危機感がスゴい。打つ手無しの状態からの、逆襲がこのような物語の面白いところ。
地の利とか小道具の使い方だったり、伏線の入れ方と回収はお見事でした。
主人公はタフですが、元軍人という設定が活きてました。
アクションシーンは派手ではなく回数も少ないが、要所でインパクトがある物を入れて締めています。
いきなり撃っておいて助けてやるはないよ(笑)
それにしても警官が腐り過ぎていますな…。アメリカでは当然なのか分からないが、ちょっとやり過ぎかなと思います。
彼の心変わりの理由はもう少し欲しいかな。
ナオミ・ハリスさんはこういう勝ち気な女性の役柄は似合う。
タイリース・ギブソンさんは個人的にはこういう寡黙な役は珍しいなと思い新鮮でした。
フランク・グリロさんは善玉も出来る人ですが、悪玉だとやっぱり抜群の存在感。ホントにムカつきますから(笑)
1番頼れる仲間に追われるというスリリングな展開で、非常にテンポがよく最初から最後までハラハラドキドキで楽しめた作品でした。
まとめの一言
「変化をつくること」