忠実に再現されたセットや小道具に人件費、このタイムトラベルサービスは一体いくらするんだろうと何度も思った(笑)
友人とはいえ、とんでもなく高額だろうな…顧客はそれなりにいるんだろうか…
何でもデジタル化が進み、イラストレーターの仕事もなくなり、妻も自宅ではVRゴーグルのようなものを着けて夫から現実逃避。
だからこそ、この一見先進的なようで超アナログな、人の手で作り込まれたタイムトラベルサービスの世界に、主人公はどんどん惹かれたのかな。
主人公が描く絵の雰囲気がとても好きだった。
度々出てくるジョークの切れ味が尖ってて、さすがフランス。
夫婦で長年過ごしていくって、世界共通で大変なことなんだろうなと思った。
ラブストーリーのような甘さはなく、コメディタッチな部分も多かったので、私には合ってました。