OASYS1985

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェストのOASYS1985のレビュー・感想・評価

5.0
無言の男たちのクローズアップ、流れるエンリオ・モリコーネの音楽。丸の内ピカデリー1の大スクリーンで見るそれはまさに映像の叙事詩。クライマックスなんて身震いもの。超必見。しかしセルジオ・レオーネにエンリオ・モリコーネがなかったら(@_@)

大スクリーンで2度も見れる感激。
無言の顔。流れるエンリオ・モリコーネの音楽。
映画の空気を伝える見事なテンポ。
あと2日しかないです。絶対スクリーンで観るべき名作!

出だしから素晴らしい。エンリオ・モリコーネの音楽の代わり音が風車の軋み、ドアの軋み、ハエ、電信などが緊張感を醸し出す。そこにアップとロングのコントラスト。映画だ
そして、なんといってもクレジットタイトルがかっこいいんだ。元々セルジオ・レオーネのタイトルバックはかっこいいけど。これもまたいい。特にタイトルの「Once Upon a Time in the West」が出てきて鳥肌と立たない人は絶対にいないと思う。
ゆったりと流れる時間の中で大胆な省略もするのが本作の特徴。それは超クローズアップと大ロングをカットバックするコントラストと同じか。頭の時計のシーンなんか、もう粋でカッコよすぎる。
昨年は同じ1968年の「2001年宇宙の旅」がIMAXでリバイバルし、改めてスクリーンで見ないと全く理解できない映画なのを再認識。今年もレオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の完全版を劇場でやってくれたし。そう、映画館で見ないと分からない映画ってあるんですよ。まじ必見。
映画サービスディの丸の内ピカデリーがガラガラなんて信じられなかった。(知人いましたが(^^;)できれば、他のセルジオ・レオーネ映画(実は午前十時でやってくれてるんですけどねー結構)もスクリーンでまたやってくれないかなぁ。「続夕陽のガンマン」は邦題を直してほしいし。

でっ
明日から自粛になりそうな最後の1日に再び鑑賞。
新宿ピカデリー9
あー、スクリーンが小さいとこんなにも印象変わる。できれば1か2 3でやって欲しかった(^^;)