金春色

完璧な惑星の金春色のレビュー・感想・評価

完璧な惑星(2019年製作の映画)
4.0
(主人公がというよりロボットが)完璧を求めてそんな場所存在しないとなり、完璧に再現された居心地の良いはずの宇宙船からの脱出、自由からの絶望はいかばかりか。主従関係は逆転していてロボットの意見がすべて。誰のための人生なのか、何のために生きているのかすら分からないだけでなく死ぬ自由もない牢獄のような環境。生きているというよりロボットに生かされているだけ。生きるとはどういうことかと考えさせられる。映像デザインがセンス良く特に宇宙船のデザインが素敵だった。
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