このレビューはネタバレを含みます
一言でいうと、インドのスラムで暮らす青年ムラドのサクセスストーリー。
大学祭でMCシェールと出会い、ラップに心惹かれたムラドは、鬱屈とした気持ちや怒りを表現するすべを知る。
貧富の差、社会の理不尽さなど。
背景がしっかりと描かれているので、ムラドがラップで訴えかけてくるものと、それに共感する人々の気持ちがよく伝わった。
撮影風景や歌のシーンも、格好良かったです。
キャラクターとしては、MCシェールが好き。ラップのノウハウを教えてあげて、そのラップでムンドが成功したことを純粋に祝う懐の深さがすごい…!!
アーリヤー・バットさん、苛烈な役柄でしたが、やっぱり可愛かったです。