ガリーボーイのネタバレレビュー・内容・結末

上映館(15館)

「ガリーボーイ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

サフィナ可愛い顔してきかんぼすぎ笑
瓶はあかん笑
でもあの環境の中欲しいものを欲しいと言えるだけでかっこいいよ

感情が抑圧されたまま生きねばならない人々が突破口をみつけたときのエネルギーの凄まじさたるや
純粋にかっこよかった

ムラドとサフィナの関係性すごくよかったし、シェールとスカイもかっこよかった

かっこいいしか言ってない笑
自分が本当にやりたいことのために障害蹴散らしてでも突き進んで成し遂げる人間はかっこいいなあ。ラップ全然分からないのだけど、スラムで生まれたラップは最高だな〜と素直に思いました。
でもたぶんこの映画の中で一番ハングリー精神がイカれてるのはサフィナですよね?すごい美人で見惚れるほどかわいいのに、やることがえげつなくて笑ってしまった。学問も諦めないしムラドも譲らないし、いや、あの流れでムラドがスカイに流れたら胸糞悪かったけど…………。
インドとラップの組み合わせ、あまり想像できなかったけどかっこよかった
ムラドの住む町の汚さに貧困、支配的な親、人生ハードモードすぎる
こういう背景があるからこそ詞に重みがあるのだろうなあ
彼女すごく可愛いけど都会的で感性の合うスカイに惹かれてしまうのはわかる、でも最終的に彼女に戻ったのは好印象だった

音楽活動がうまく行っているときに車の盗難がバレて転落するんじゃないかとヒヤヒヤしたけど友達が良いやつで良かった
シェールも超いいやつで好き
インドの実在のラッパーの半生を基に、ムンバイのスラム街に住む青年がラッパーとして成長する様を描いた青春映画。

主人公のムラドはラップを愛する青年。
しかしムラドの父は母に高圧的な態度を取り、さらに家に若い第二夫人を勝手に招き入れ、家庭環境は悪化するばかり。
またムラドの彼女である医学生のサティナとも、身分の違う彼女の厳しい両親の目もあり、こっそりと会うのを繰り返す日々。

そんな中ムラドは、大学祭でラップを披露するMCシェールと出会い、自身の書いた歌詞でラップを始める事になる。
ガリーボーイと言う名を付けられ、ラッパーとして着実に成長をする中で、有名ラッパーNasがムンバイ公演を開き、さらにラップバトルコンテストで優勝した者はNasのステージに前座として立つ権利を与えられると知り、MCシェールと共に特訓を始める。
と言うのが、大まかな物語。

特に印象的だったシーンは、
ある日、金持ち相手に運転手をしている父が怪我を負い、ムラドが家計の為に代打を務める事になり、変わらない生活、理不尽な社会、家族の問題、様々なしがらみに苦しみ、1人車の中で「俺の時代が来る」とボソッと呟くシーン。
地味なシーンではあるが、ここは一番鳥肌立った。

また本編を通して、根っからの悪人が殆ど登場しないのも良い。
序盤で共に車を盗んでいて何度か衝突する悪友も、そしてムラドの音楽を否定し、「俺たちは上を向いて生きてちゃいけない」と叱責した父親も、貧困や、格差社会の中で暮らす事でそうなってしまったのであり、そう言った周囲の人間とムラドの関係にもきちんとした落とし所がある。

ラストでNasの前座としてステージに立つムラド。
客席には彼女であるサティナ、友人、母親、兄弟、そして父親の姿もあった。
多少の御都合主義感は否めないが、ヒップホップの歴史とは切って離せない関係である貧困と言うテーマを暗く描くだけでなく、明確に希望のある形で終わらせる感動的なラストだった。

インド映画、そして音楽映画の歴史に残る傑作。
突然歌い踊り出す事はないものの、その真っ直ぐな物語にインド映画らしさはしっかり感じられる。
ヒップホップには全く詳しくないため、ラップバトルの勝敗などややすっきりしないところもあったが、MVやガリーボーイがマイクを握るシーンはカッコいい。
バシッとキマったタイトルクレジットからのエンディングがよかった。
結局お金で全て解決したような印象が残るのが少し残念。
文句なしの5.0
ホテルムンバイといい今年のインド映画のクオリティの確変っぷりが凄まじい

大きなくくりではボリウッドと銘打ってるけどMVのシーン以外ボリウッドっぽさはなかったし
あの演出は作品ともマッチしてて良かった

冒頭のヒンディ音楽が流れてる通りをイヤホンをしてヒップホップで掻き消すシーン
生のヒップホップを初めて観た時の初期衝動
ただのファンからアーティストへと一歩ずつ階段を上がっていくシーン
音楽に限らず何かを表現したことがある人なら誰しもが共感できる感情を
インドの身分階級制度
女性蔑視
世間に対する親世代の冷たい眼を上手に絡めながら進めていくストーリーも最高
特にお父さんが泣きながら自分達の身分の生き辛さを語るシーンが胸に刺さる

最後のライブのシーンも圧巻でボヘミアンラプソディの演奏シーンを観てる時と同じ熱いものが込み上げてきました

肝心のヒップホップもトラック、リリック共に作り込まれててサントラも十分に楽しめます。
また、いとうせいこうさんのラップの和訳も素晴らしくヒンディ語で韻を踏んでるところはしっかり和訳も韻を踏んでたり
和訳でそのままラップしても違和感がないぐらい素晴らしい和訳でした

個人的に今年イチ胸に刺さった作品

阪神のユニホームが突如現れたのめちゃくちゃ面白かった
インド映画でよく見るミュージカル要素が、上手くマッチした作品でした。

しかし、せっかく役者本人がライムを繰り出しているのに、スタジオ別録の声を編集で当てているのはいかがなものかと…。
ラストシーンは特にブチ上がるシーンのはずなのに、口と音がズレているし、別録のおかげで芝居との熱量の差が歴然で、全く心に刺さらない潔癖映像になっていました。
うーん、残念。
音楽は言語の壁を越えるんだと思った。
関わった人全員に、何かしら救いがあったのも良かった。
インドのカースト制はかなり根深い。そして、とんでもない女性軽視思想。
男性優位の結婚は認められても、女性優位の結婚は勘当モノらしいので、ムラドとサフィナが必死に隠すのも分かる。
それにしても、サフィナは、中々デンジャラスな性格ね。優秀でお嬢様。だけど、ムラドが大好きなのが可愛いなぁ。

ムラドは、音楽的センスが高かったわけじゃない。ただ、ラップに惹かれてはいた。だけど、言葉を紡ぐセンスに秀でていたのよね。
作家にもなれたかもしれない。だけど作家は、誰かが本を手にとって読んでくれなきゃ何も出来ない。
その点、音楽は、即効性がある。今の生活から抜け出す為に、ラップに出会ったのは大きいよね。才能を発揮できる。
だけど何より、MC・Sherとの出会い。一番最初に聞いたのが、彼のラップで良かった。
ライブ会場で、女性シンガーの美しい歌を退屈だと罵倒した観客。女性軽視の表れなんだけど、それを、声を荒げる訳でも、非難、否定するでも無く、さっそうと現れ、ラップで彼の小ささを鼻で笑った。
居た堪れなくてその場を去る位に。滅茶苦茶格好良い!そして、後進への気配り。思いやり。背中を押し、引っ張り上げる強さ。
彼のラップは優しい。彼も決して恵まれた環境に生きて来た訳じゃないのに、語り口も優しい。何かが足りないと言われようが、優勝出来なかろうが、ひりひりした強さが無かろうが、彼は格好良い。
だからこそ、Gully Boyは生まれた。

身の丈に合わない夢を見ず、下を向いて生きろと言う父。上を向いて生きろと言うMC・Sher。
日本人初め、世界中の自由の国の民からしたら、ろくでもない父親。重婚だし、女性軽視だし。
妻から部屋や物を奪い取って連れて来られた第二婦人だって、自分の意志じゃ無く、逆らえなかったんだ。
だけど、あの国ではそれも認められるのだ。

ムラドは Gully Boyとして、仲間たちに夢を与えている。誰だって、夢は見て良いのだと。人気な筈だ。
主人公の歌を聞いた他のファイナリストたちが「こんな化け物に勝てる訳ねえだろ…」て頭抱えるのメチャメチャメチャ笑ってしまった
顔クシャクシャにして笑う彼女が可愛すぎるな
>|