Tepper

ガリーボーイのTepperのレビュー・感想・評価

ガリーボーイ(2018年製作の映画)
3.8
ムンバイのスラム。
貧困からのサクセスストーリー。

一夫多妻とかお見合い結婚とか自分には想像しにくい文化・慣習があるにせよ、家庭内や親とのギクシャクはいつだって辛い。
劇中で描かれるあからさまな貧富や学歴の差もインドに限ったことではないだろう。

ガリーボーイの言葉が滲みる。
“現実を見て生きるのではなく、現実を変える。夢に合わせていく。”
心の叫びを声に出してリリックとして音楽に乗せれば皆がその想いに共感する。そこに貧富はない。

どう見ても奥ゆかしい雰囲気のヒロインの性格と行動に思わず笑ってしまった。
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