あー

死刑台のエレベーターのあーのレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
4.0
ジュテーム。ジュテーム。と
その口達が奏でているのは、
"愛"じゃなくて"哀"だと思う。

え?1957年!?
めっちゃ綺麗なモノクロ映像。

用意周到にある男を自殺に
見せかけて殺したジュリアン。
しかし、うっかりさん!!で
犯罪の証拠に繋がるモノを忘れ物。

車に乗る直前に気づき、
会社に戻るもエレベーターの中に
閉じ込められたまま週末が始まるー。

一方、ジュリアンの車を
奪った若者カップル。
高速に乗り、向かった先で思わぬ殺人を。

ジュリアンの名を騙った事で、
あらぬ容疑で犯人にされるジュリアン。

誰が悪い。って、もうッッッ!!
ジュリアンの車奪おうとしてるルイに
駄目よ。とか言いながら結局、一緒に
乗り込んでしかも人様の持ち物
漁りまくるあの女子よね。
fuckin。(フランス語ではPutain)

取り調べのシーン最高ッ!!
明暗の対比と代わる代わるのリズム。
流れる音楽も秀逸。

全体的に派手さはないが、
後半にいくにつれて唸っちまうヨ。
あー

あー