このレビューはネタバレを含みます
全体を通して8割はアルプススタンドの全くと言っていいほど画に変化がない映画なのにとても楽しめた。
会話劇なので合わない人は退屈かも。
メインの登場人物はタイトルの通り、映画の中心になるような派手さがあるわけではないが、それぞれに葛藤があって、野球応援を通して徐々に個人的な問題に向き合おうとする様が爽やかだ。
仕方ないなんて言葉で努力や頑張りを片付けようとするな、青臭いけどラストは登場人物達がとても眩しく見えた。
野球に興味のない女性陣のトンチンカンな会話やキャラクター同士の掛け合いがくすりとさせてくれる。