このレビューはネタバレを含みます
1992年なかよし連載開始時からのセラオタなので点数高め。もはや様式美みたいなもので面白いとか面白くないとかそういう次元で見てないのでごめんなさい。
まずこの映画はセーラームーンの知識がすでにある方に向けて作られているので注意が必要。(シリーズで言うと4番目なので123はすでに見ている前提)
この劇場版は、2016年の制作決定から何の音沙汰もない期間を数年経て、忘れられたと思いきや2020年公開予定からのコロナによる延期の末やっと2021年、日の目を見る事ができたファン垂涎の劇場版という事で感動もひとしお…
・すぐ始まる
普通の映画だと、最初にマナーCMや宣伝・予告編の上映とかなんだかんだあって本編が開始される場合が多いが東映のロゴが出たらもうそこから本編が始まって驚いた。例えば16:00からの開始なら16:01にはもう本編始まってる感じ
・レイちゃんのおじいちゃん
旧アニメ版の記憶が強く残ってる人は恐らくジュース吹き出す。この劇場版はほぼ原作準拠をモットーに制作されているので、おじいちゃんも原作寄りのイケメンになっている。
・亜美ちゃんのお母さん
美人。原作通り
・ルナP
途中までルナPがどっか置いてけぼりになってて全然ちびうさと一緒にいないし、ルナPで育子ママの記憶をちょろまかすくだりもカットされてた
・変身シーン
パワーアップで号泣。旧アニメの変身バンクをブラッシュアップしている形なので、セラクリでガッカリして離脱した人にも是非見てほしい仕上がり。
まだ一回しか見てないので何とも言えないが、一部間違ってる所があったような…(気のせいかもしれない)
・作画
セラクリで多少感覚が狂ったのかもしれんが、ブレが少なく概ね良かったと思う。セラクリに比べて日本人のスタッフが多かった。寝てた亜美ちゃんが目を覚ます所なんかもうラミカード売ってたら100枚買うレベル。全体的に変なゴリゴリのCGに頼ってない所がよかった。
・ゲスト
渡辺直美はよかった。菜々緒さんは菜々緒さんだった(^ω^)
・エンディング
SuperS 128 〜140話のエンディング曲だった「私たちになりたくて」が流れて号泣
・エンドロール後
もうちょっとあるので初見の人は席を立たないように
・ガラガラ
余談。ほぼ貸し切り状態
・特典
劇場に人が来なさすぎて不安になったのか、係員が全員に入場者特典を2つずつ配っていた。(まだ2日目なのに…)
仕事が始まったら見に行けなくなるのでたいした準備もせず急遽行くことになったのが悔やまれる。細かいところは書ききれないので割愛するが、できたら原作を読み直してからもう一度見に行きたい…
内容は原作通りなので何も目新しい事はないが、今のセーラームーンはそれが正解なので高評価。今千秋ばんざい!!只野和子ばんざい!!