フランスの村のほんわか映画でしたが、人間ひとつやふたつ、誰にも言えない秘密はありますよね。
他人にとっては、はあ？そんなこと？と言われるかもしれないけど、これを誰かに知られたら自分は終わるなってやつ。
そして、みんながみんな、お互いをうらやましがっているのかも。
今や秘密などまったくないあけすけなババアになりはてたわたくしですが、小6になるまで自転車に乗れなかったので、主人公の気持ちがよくわかりました。
生まれもっての虚栄心から、小2で補助輪外したよとか大ウソぶっこいていたため、自転車を使用した交通安全教室は恐怖でした。
当日はもちろん仮病で休もうと思いましたが、家はもっと嫌だったのでトボトボと学校に出かけたところが、その日なぜか欠席者がやたらと多く、どうやらみんな自転車が乗れなかったらしい。
ハハハ、世の中案外チョロいな、とそこで思ってしまったのが、のちの人生の失敗を招いた気がします。
自転車はさまざまなことを教えてくれますね。
