Lily

サヨナラまでの30分のLilyのレビュー・感想・評価

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)
4.9
まっけんや匠海くんの歌声はもちろん、内澤さんの音楽がもうほんとに心にグッときました。青春の中でキラキラだけでなく、苦しみだったりきついことももちろんある、そして、どう踏み出していくか、、、勇気をくれる作品だと思う。
私は、匠海くん演じるソウタに心動かされた気がする。私も似た部分があるから。この映画はそれぞれ個性がはっきりしてる。青の帰り道のよう。だからこそ、自分に似た性格の登場人物がいるはず。その人と自分を置き換えて観ると、さらに、映画の中へ入っていける。演技という面では、まっけんの切なさ、優しさ、微笑み、全てがカッコ良いのはもちろんだけど、美しく、繊細だった。
葉山くんの演技も良かった!キラくんのときより、パワーアップしてた。少し似たキャラクターだったかな?でもいちばんは、北村匠海くん。もう完璧だった。ジキルとハイドできるよ!って感じ。表情、声、身振り全てを完璧にキャラクターへと合わせてるのがすごかった。切り替えがすごい。俳優としてのまたまた第一歩になるような映画だと思う!
長野での撮影でめちゃくちゃ良い。背景となる光景が全て良い。日本の自然をすごく感じられる感じ!

途中フィルターで、アキと颯太を変えている。匠海くんの演技ももちろんすごい、けれど、このフィルターの使い方によって更に!!違いが現れているんだ!!!

andropの内澤さんの曲、優しいのに心に響く。ほんとにすごい。しかも耳に残るし、
一つ一つのセリフに全て意味がある。映画には編集技術がある、だからこそセリフ全てになぜこれを言うのか。というクエスチョンが付けられる。この映画は全てにガチで!意味があるんです!あーーこれはこの意味だったのか、だから、この人はこれを言ったのか!と、、ものすごい発見ばかりでした。
さらに映画が好きになりました。
Lily

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