アート業界に限らず商品を正当に評価しない輩や自分勝手に自分の利益を最優先にする人種ってのはどこにも通ずるもので、総合的に皮肉って風刺してるように思った。
あまり響く内容ではなかった。

謎のスポンサー？支援？依頼で創作続ける無名画家が不可解な訪問者達に振り回される… なんか不条理劇風の導入も蓋を開ければ業界と業界人に対してアーティスト側よりの痛烈な批判！ おー！そういうコトが言いたかったんね。
難解な批評に躍らされたキュレーター、バイヤー、批評家の見栄とエゴ剥き出しの怒鳴り合いが延々続く。まぁ、それをバカにしながら眺めるのが本作の見所なのだろうけど…美術用語連打と字幕の限界で追随困難なのが悔しい。

業界人なんてアーティストになれなかった輩と切り捨ててるけどねー 、業界人にもなれなかったパンピーには耳が痛い。

途中挟まれる美術批評の解説がgood！

登場人物其々のアート感と人物背景、緩急自在に露見す様、面白かった(^^)