Pinewoodさんの映画レビュー・感想・評価

Pinewood

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ミドリムシの夢(2019年製作の映画)

2.2

繁華街ロケ、夜間それも移動撮影の多用、ミュージカル?シーンまでって、なんか低予算作品(失礼)としては難易度高。撮影の苦労が偲ばれるつうかチャレンジング?攻めていく姿勢に好感大。
嫌われ者キャラ「駐車監
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サクリファイス(2019年製作の映画)

-

なんだかなぁー
未来予測?震災やカルト宗教とか思わせぶりだけど表層的。演者も大半が素人さんなのはしょうがないとしても演技以前で見てて苦痛。セットや衣装なども貧弱さも相まって映像から説得力が全く感じられ
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おろかもの(2019年製作の映画)

2.0

今年のskipシティ国際Dシネマ映画祭国内コンペで一番気に入った作品。

なんか自主映画でよく目にする男女優が沢山出演してるのが楽しい。
脚本は当て書きなんだとか、男に恵まれない女?演じた村田唯をはじ
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私の影が消えた日(2018年製作の映画)

1.7

暴力や死が日常化している日々、影が消えるという幻想的な設定、極端なリアルとファンタジー?の融合が見事。 はっきりしないバランスの悪さが観手を不安定にさせているけどそれは監督の狙いでしょうね。 なんだか>>続きを読む

ロケットマンの憂鬱(2018年製作の映画)

-

ハンガリーのブラックコメディとの事でタル・ベーラ、パルフィ・ジョルジュ系?の超前衛過激劇ゲロ作品を期待したのですが…
なんかユルヌルい中途半端な作品。つまらなくはないが取り立て面白くもなかった。

ミッドナイト・トラベラー(2019年製作の映画)

1.9

skipシティ国際Dシネマ映画祭2019 国際コンペ 審査員特別賞

タリバン怒らせ命狙われた監督とその家族の亡命道中記録。基本スマフォ3台で撮られた作品にして、現在監督及びご家族はドイツだかで亡命審
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イリーナ(2018年製作の映画)

2.0

skipシティ国際Dシネマ映画祭2019 国際コンペ 監督賞

ダメな家族、絶望的な状況で自分らしさを貫く不器用な女性… 比較的ありがちな題材の作品。映画祭で質問してた方いましたが最近ではカンヌで女優
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未成年(2018年製作の映画)

1.3

少女達がいい味出してるんだけど母親二人がねー、人物描写が雑で行動背景が見えてこない(あれが平均的な韓国女性?)。あと自ら演じてる夫もちょっとねー、自分も出てる俳優監督作品にありがちな時間短いけど変にや>>続きを読む

ブラインド・スポット(2018年製作の映画)

1.5

ワンカットで撮られた作品って時々ありますが… 残念ながらワンカットで撮る事が目的になってる、観客不在、映像作家の自己満足の作品が多い。まぁ、本作はギリ及第点かな。
自宅病院間の移動、行き帰りで動と静
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デンマークの息子(2019年製作の映画)

1.5

skipシティ国際Dシネマ映画祭2019 国際コンペ 監督賞

移民難民テロ宗教…欧州映画の定番というかもう食傷気味(苦笑 そんな訳で期待薄で見たのだが中々見応えある作品。
5年後のコペンハーゲン
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ザ・タワー(2018年製作の映画)

-

skipシティ国際Dシネマ映画祭2019 国際コンペ 最優秀作品&観客賞

映画祭上映後登壇プロデューサー曰く、アニメではあるが徹底的に事実にこだわったドキュメンタリーでもある云々 まぁ、その志は
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バッド・アート(2019年製作の映画)

1.7

謎のスポンサー?支援?依頼で創作続ける無名画家が不可解な訪問者達に振り回される… なんか不条理劇風の導入も蓋を開ければ業界と業界人に対してアーティスト側よりの痛烈な批判! おー!そういうコトが言いた>>続きを読む

旅愁(2019年製作の映画)

1.1

演者は皆さん素人にしては趣あって良、特にロン毛の彼がいい味出してる。美男美女なんで同性異性の恋愛も綺麗にまとまってるんだけどねー。日本を舞台に中国人男達と片方の元カノの痴話話と斬り捨てては失礼なんだけ>>続きを読む

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

2.3

フランス片田舎で愛娘のため33年宮殿を作り続けた男の話。まず事実だという事に、そして仕事(郵便配達人)で日々30km歩いたあと余暇使って独学単独手作業で作った事に驚き!
そして夫の奇行を理解し続けてた
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マイ・レボリューション(2018年製作の映画)

-

両親共にコミュニスト、30代の今でもバリバリ共産主義のめんどくさそうな主人公。転んだ母親や姉、彼氏や義理兄、現代社会等々 目に触れるモノコトに噛み付く姿は醜悪。(映画祭上映後登壇したジュディス・デイビ>>続きを読む

シノニムズ(2019年製作の映画)

1.7

今年のベルリン金熊つう事で期待していた作品。一般公開無理とよんでフランス映画祭へ。
なんだか知らんが母国イスラエルを超絶拒絶しフランス人になりたい男と、不思議なフランス人男女(親切に全てを与えるって移
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憶えてる?(2018年製作の映画)

3.0

記憶は偽る…作中の台詞にあるように、その都度姿を変え繰り返される過去。事の終始だけでなく物の本末さえ自在に操れる映画、そして計算され尽くした撮影と編集の妙が堪能できる秀作。
本作に真実はなんだったのか
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ある日突然に(2018年製作の映画)

1.5

不幸な境遇に負けず頑張る少年? やっと掴みかけた希望も…
まぁ、ダルデンヌ兄弟風というかケンローチ風というか。

ルチアの恩寵(2018年製作の映画)

1.3

大規模開発に絡む不正に聖母の啓示を受けたヘタレ女性測量士が挑む。なんて設定は社会派なんだけど…
まぁ、コメディ?なんであんま深刻にもならず、聖母と突つかみ合いキャットファイトしちゃうし(笑笑
別に
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ドッグマン(2018年製作の映画)

2.5

「ゴモラ」「リアリティ」(しか観てませんが)見応えあるけど後味悪いガローネ監督作品。正直苦手なんだけど気になるわなー、悩んだ末にイタリア映画祭へ。
本作は前記作品にわをかけた後味悪さ、でも作品に引き込
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月を買った男(2018年製作の映画)

-

自国の特定地域や都市を徹底的に馬鹿にするって良くありますが…本作は失敗作品?結構大きな風呂敷広げてますがどうもねー。
シュールな笑いを狙ったんでしょうが結果単調。各エピソードがバラバラで散漫な出来の悪
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私の娘よ(2018年製作の映画)

1.7

アルバ・ロルヴァケルとヴァレリア・ゴリノ演技派女優は共に見事。前作でも映像構成が素晴らしかったが(凝りすぎ?)本作も南イタリアの乾いた空気と光が印象的。特に屋外夜間長回しシーンは撮影も演技も見事すぎて>>続きを読む

幸せな感じ(2018年製作の映画)

1.5

丁寧に撮られているし演者も立派なんだけどねー。よくある難病モノ以上でも以下でも無い、及第点はつけられるんだけど…

イタリア映画祭2019ではヴァレリア監督来日せず残念だー!

彼女は笑う(2018年製作の映画)

3.5

説明無く静かに進んでゆく、状況を把握出来ないもドンドン作品に引き込まれてゆく見事としか言いようが無い展開。構成や脚本も秀逸だけど、本作の最大の魅力は役者、表現者の力。抑制された演技、最低限の台詞、仔細>>続きを読む

アルマジロの予言(2018年製作の映画)

-

なんぞイタリアで有名な?漫画?グラフィックノベル「ゼロカルガーレ」を元にした?コメディ? カメオ出演者? ジェノバ事件? と?????だらけの作品。 アルマジロ(着ぐるみ)やTシャツ等、暗喩>>続きを読む

女性の名前(2018年製作の映画)

1.3

マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督作品という事で期待していたんだけど残念。
下衆な加害者に頼りない彼氏、シングルマザー、生活の為に口を噤み被害者行動を非難する同僚達等々、なんだか手垢にまみれた設定。期
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帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

1.2

まぁ、どうしても二番煎じ感は否めない、色々こねくり回しても後味悪くなるわなぁ。

しかし、ドイツに続いてイタリアもとなると我が国版も期待される…??
東條英機?当時も今も人気知名度低いし格が違いすぎて
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幻土(2018年製作の映画)

3.0

ロカルノ金豹賞は納得! フィルムノアールのお約束に忠実にしてシンガポールの現在をも描いた秀作。
ヨー・シュウホァ監督って覚えとこ。

アイカ(2018年製作の映画)

2.8

本作がグランプリでしょ…多分

★11/24 追記
予想どうり
第19回フィルメックス 最優秀作品賞!

マジック・ランタン(2018年製作の映画)

2.0

上映前ナデリ監督登壇
この作品は 溝口健二監督 に憑依?されて撮ったんだ。自分で撮ったとは今でも信じられない、皆さん僕が撮った事忘れて見るように云々

抒情的で大甘というかベタベタ感傷的な作品なのだが
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アジア三面鏡2018:JOURNEY(2018年製作の映画)

-

やっぱりなー
この企画は前作も、オリジナルの隣国某映画祭のも、ろくな作品に出会えたためしがない。 映画祭という限られた時間で見たのは失敗。 別の作品見れば良かった。

深田晃司監督は……???

ワーキング・ウーマン(2018年製作の映画)

1.5

途中まではというか、終わらせ方以外は大変よく出来た作品。
反対に時間をかけて丁寧に描いたから90分の(常識的)尺に収まってる。 確かに中途半端で消化不良の結末は?あの後あと1時間いや30分掛けて、何
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トゥー・ダスト(2018年製作の映画)

1.5

かなり変わった巻き込まれ型のバディムービー。 ユダヤ教に対して宗教に知識がないと撮れない作品。監督はハーバードで宗教学を学んだんだとか(納得
とはいえ敬虔なユダヤ教信者にこれでもかと豚をぶつける演出は
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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

1.7

先ず日本での公開はなさそうな小作品ながら丁寧に撮られた秀作。こういう作品に出会えるから映画祭通いはやめられない。映画祭でしか見れない、映画祭で見れて良かったと感じさせる作品。
単なる時代の有名人、過去
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十年 Ten Years Thailand(2018年製作の映画)

-

最初の香港版が如何に優れていたかを再確認した作品。

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