今年アフガニスタンを制圧した武装組織タリバンから死刑宣告を受けた映画監督の一家が安住の地を求めて旅をする姿を三台のスマホで撮影した作品
普段あまり目にしない難民キャンプでの生活などが画質の荒い映像で映し出されていて生々しい
途中難民に対して排除運動が起こるシーンがあったが、これまで難民に関心のなかった自分達に実際身の回りで同じようなことがあったときにどう思うか色々考えさせられた
こういった社会派映画は敷居が高く、実際劇場には高齢の映画ファンのしかいなかったけど、若者にこそ観てほしい映画
日本語に吹き替えてナレーションをつけたバージョンでもいいので地上波で放送するとか将来的に多くの人に観てもらえる作品になればいいと思う