オリバー・ツイストのAgent「B」のレビュー・感想・評価

孤児院から始まり煙突屋、葬儀屋、盗人、富豪と転々として行くオリバー・ツイスト。
力も知恵も善悪の判断も付かない純粋無垢な子供はなるがままに流されて行くので、どうか幸せになってほしいと祈りつつ映画を見続ける。
当時のイギリス社会の倦怠感を正に描いており、悪事を働く者もそうせざるを得ない社会が生み出したものなのだろう。
ハッピーエンドで終わる作品だが、その結末を迎える事が出来る理由はオリバーの整った容姿が1番の要因だと思う。


つまり、美しいは正義って事ですよ！