きょうか

ボックス!のきょうかのネタバレレビュー・内容・結末

ボックス!(2010年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

原作既読です。

全体的にストーリーが詰め込まれ過ぎていて、駆け足な感じがしてしまい少し残念でした。原作は上下巻の長編なので伏線や描写も細かくなっていましたが、映画だと少し雑になってしまっています。シーンの切り方も、あれ?なところが多い気がしました。

それでも、鏑矢と木樽の友情や2人の強さがとても表れていて素敵だと思いました。鏑矢は、センスの塊でボクシングでは強かったけれど、意志の強さはなし。木樽は努力家だがガリ勉で、力の強さはなし。そんな2人が高校のアマボクを通して、お互いに足りなかった強さを得ていく姿が印象的でした。
鏑矢のユウちゃんを大切にする気持ち、木樽のカブちゃんを尊敬する気持ちが、心を温かくしてくれました。
きょうか

きょうか