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SEOBOK/ソボクのseiitaishogunのレビュー・感想・評価

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)
3.4
なんか欲しいところに感情が到達せずに終わって惜しい感。
わずかな逃亡期間の間に、ソボク(パク・ボゴム)に人間らしい希望を与えきることも出来ず、ミン・ギホン(コン・ユ)がソボクに対する同情や愛情を抱きかけそうでありつつも育みきれず、余命わずかな自分の命をソボクを利用してまで不自然な形で長らえる事を放棄する決意ができた描写もなく…。
誰も救われずに感情の発露もしきれなかった感がある。だからやるせない感じの終わり方だったのかもしれないけど。

不死設定と超能力設定が盛りすぎな気がした。超能力のせいで急にファンタジー色が強くなるし、ボディガードいらなくね?となるので、テーマ的には不死だけに絞っても良かったのではと思った。

クライマックスで戦車主砲ぶっ放しおじさんの画が面白すぎて気が逸れた。

コン・ユがイケメンだった。
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